手軽さで有名なSoftBank Airですが、「解約金の事について実はよく分かっていない」と言う方は案外多いのではないでしょうか?
事実、SoftBank Airの解約金は実は1パターンではなく複数パターン存在するので、一概には言えないものなのです。
と言う事で、ここではSoftBank Airの解約金の詳細についてご紹介いたします。
SoftBank Airの契約内容と解約金の関係
まずは、SoftBank Airの契約には2パターン存在する事から、ご説明いたしましょう。
その2つのパターンはSoftBank Airの「レンタル契約」と「分割契約」の2つの契約でございます。
レンタル契約と分割契約の差
この2つの契約の差は、SoftBank Airターミナル(本体)をレンタルで借りるか、分割で購入するかの差となります。
ぱっと見は分割契約の方が本体代がかかるので月額は高そうですが、実は分割の方が毎月490円安くなるのです。
契約 | レンタル | 分割 |
月額(2年間) | 4,290円/月 | 3,800円/月 |
分割契約の場合は、毎月1,620円の割賦金がかかりますが、それと同時に同額の分割専用の割引が適用されるので、実質的に機種代金0円で使えるのです。
その分、レンタルはレンタル代が毎月490円かかるので、高くなるのです。
SoftBank Airは2年の自動更新契約
次に把握しておくべき解約金の情報は、SoftBank Airは2年契約(俗に言う2年縛り)の自動更新契約となります。
これは分割契約でもレンタル契約でも同様となります。
また、2年ごとに訪れる更新月以外の解約の場合は、契約解除料9,500円(税別)が必要になるのです。
分割契約は違約金以外にも必要
上記で、SoftBank Airの分割契約では機種代金の分割分と同額の割引があると紹介しました。
が、解約時にはこの部分に注意が必要なのです。
ただし、分割契約で検討する場合は絶対に知っておくべき点ではある!
SoftBank Air分割は3年間の分割期間
SoftBank Airの分割契約は、その名の通りSoftBank Airターミナルの本体購入代金を分割で購入する事になります。
そして、その支払い期間は36ヶ月すなわち3年間という計算となるのです。
これは、普通に継続して利用する分には同額の割引があるので、さほど気にすることはない点ではありますが、分割支払い期間中の解約の場合はある変化が訪れるのです。
それは、分割代金の割引が、解約をすることでなくなってしまうというシステムなのです!
月月割は消えて残債の支払いが必要
どういう事か説明する為に、まずはSoftBank Airの分割契約の内訳を見てみましょう!
SoftBank Air基本料 | 4,880円 |
分割代金 | 1,620円×36ヶ月 |
月月割 | -1,620円×36ヶ月 |
はじめよう SoftBank Air割 | -1,080円×24ヶ月 |
合計 | 3,800円 |
分割代金が1,620円に対し、月月割が同額、それぞれ36ヶ月間かかる事になります。
これを踏まえ、例えば2年目ジャストに解約したとします。
すると違約金はかかりませんが、機種代金の残債の支払いが必要になります。
なので、1620円×12ヶ月分の支払いが必要になるのです。
SoftBank Airで解約金がかからないタイミング
解約金がかからないタイミングは、まず更新月を意識する必要があります。
更新月は2年ごとに訪れるので、
レンタル契約で言えば2年目、4年目、6年目・・・が更新月にあたり違約金がかからないタイミングと言えます。
これに対し、分割契約の場合は割賦期間の3年を考える必要があります。
もちろん、これは完済すればそれ以降は更新月だけを意識すればいいので、
4年目、6年目、8年目、10年目・・・・・という事になります。
つまりそれぞれの契約の契約金がかからない最短期間は、
レンタル契約:2年目
分割契約:4年目
という事になるのです。
3年未満で解約する可能性がある場合はレンタル契約、
それ以降に解約する予定の場合は分割契約と判断しましょう^^